2008年07月09日

インド左派連合、印米原子力協定に抗議し政権離脱

 政権に入ると左派も中道化するというのが一般的ですが、インド共産党はこういう原則論的なところできっちりやっていて偉い。
 インド共産党は何派にも分かれているわけであるが、中心になっているのは「マルクス主義派」と言われるグループで、かつて各国の共産党がソビエト共産党の衛星政党だった時代に、独自路線を主張したグループである。
 したがって、比較的海外からの圧力に強いが、それでも印米原子力協定などという(あまり支持層の生活や経済利害に直結しないような)問題で原則を貫く決断をするというのは評価できる。
 まぁ、それだけ支持層の反米感情が根強い、という判断なのかもしれないが…



【7月8日 AFP】共産党などを含むインドの左派連合は8日、印米原子力協定に抗議し、国民会議派(National Congress)のマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相率いる連立政権から離脱すると発表した。

 シン首相が前週、早期選挙を避けるために地方政党の支持を取り付けており、連立政権の崩壊には至らないとみられる。

 シン首相は2005年、米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領と民生用原子力エネルギー利用での協力で合意した。これにより、インドが数十年ぶりに核エネルギーの国際市場に参入する道が開けた。

posted by 倒転 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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