インド共産党は何派にも分かれているわけであるが、中心になっているのは「マルクス主義派」と言われるグループで、かつて各国の共産党がソビエト共産党の衛星政党だった時代に、独自路線を主張したグループである。
したがって、比較的海外からの圧力に強いが、それでも印米原子力協定などという(あまり支持層の生活や経済利害に直結しないような)問題で原則を貫く決断をするというのは評価できる。
まぁ、それだけ支持層の反米感情が根強い、という判断なのかもしれないが…
【7月8日 AFP】共産党などを含むインドの左派連合は8日、印米原子力協定に抗議し、国民会議派(National Congress)のマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相率いる連立政権から離脱すると発表した。
シン首相が前週、早期選挙を避けるために地方政党の支持を取り付けており、連立政権の崩壊には至らないとみられる。
シン首相は2005年、米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領と民生用原子力エネルギー利用での協力で合意した。これにより、インドが数十年ぶりに核エネルギーの国際市場に参入する道が開けた。


